美肌づくりによい理由

ここでは、ツバメの巣が美肌によい理由を詳しくご紹介します。

絶世の美人をつくったツバメの巣

古くからツバメの巣を食用としていた中国では、若返りと美容の効果があるとされており、特に宮廷に住む女性や上流階級の貴婦人などがツバメの巣を愛用していました。

例えば、世界三大美女の一人として歴史に残る楊貴妃も、残忍で嫉妬深い女帝として知られている西大后も、永遠の美貌と若さを手に入れるために、ツバメの巣を好んで食べていたという言い伝えが残っています。

また、明や清の時代になると、ツバメの巣は高級な贈りものとして重宝されるようになり、高級官僚や貴族たちがこぞって使うようになりました。

今でも、中国ではツバメの巣の料理がでる宴を「燕菜席(イエンツアイシイ)」とよび、満漢全席(まんかんぜんせき)に次ぐ格式の高い宴席としています。

美肌の秘訣はシアル酸

このツバメの巣の「美肌効果」は言い伝えだけではなく、現在では本当に美肌に効果がある成分であることがわかっています。

その一番の栄養素がシアル酸と呼ばれるものです。私たちの体には、細胞ひとつひとつの表面にアンテナのような糖の鎖が存在しています。

シアル酸はその細胞の先端について、細胞同士の情報伝達を行っています。

そのためシアル酸は、自然治癒力や免疫力の向上をはじめ、内臓や皮膚(肌)などの器官を強化を司る成分ではないかと言われています。

たとえば、ヒアルロン酸やコラーゲンなどをきちんと摂取しても、シアル酸が少なく正常に働かない場合は、肌の必要な場所にヒアルロン酸やコラーゲンが行き届かず、効果が薄くなってしまうこともあるのです。

さらに、ツバメの巣には、ヒトが元々持っているタンパク質の一種である表皮の成長因子や、真皮に働きかける成長因子に似た働きをもつ成分があると言われています。

そのため、ツバメの巣を食べることによって、肌細胞の生まれ変わりが促進されたり、皮膚そのものの健康を保つことにつながり、ターンオーバーが正常に働くのではないかと期待されています。

また、ツバメの巣には多糖類の一種であるムチンが含まれていることもわかっています。

ムチンは、粘膜を保護する働きをもっているほか、細胞内や細胞間の保水力を持つことで知られています。

そのため、このムチンの作用で、みずみずしい肌を保つことができるのです。